国産ウクレレLUNAのMV-3Sです。ソプラノサイズのかわいいやつ。
ソロ弾きをしようと思い、張りの強さを期待して比較的太めのKAMAKA弦を張ってみたのですが、マーティンコピーのマホガニーウクレレらしく、もう少しラフに鳴らしたくなったため弦を交換することにしました。…と最もらしいことを言ってますが単に飽きてきたので気分転換です。
MV-3Sの工場出荷時の弦はGHSのブラックナイロン弦(おそらくH-10)なのですが、元に戻すのも芸が無いし、せっかくだから他のブランドにしようと思い、D’addarioのブラックナイロン弦にしようと思い立ちましたが、あいにく家にストックしていたものはダダリオのブラックナイロンではあるもののコンサート用。改めてソプラノ用を買おうとしましたが、思い立ったらすぐにやりたい性分のため、コンサートサイズ用の弦をソプラノウクレレに貼っても大丈夫なのか検証してみるのもいいかなと思い、そのままコンサート用を張ってみることに。
ソプラノウクレレにコンサート用の弦を張ってみた
ブラックナイロン弦からブラックナイロン弦への張り変えなので、見た目じゃ全然わかりませんが、弾いた感じ全く問題なさそう。テンション感も硬すぎず私にはちょうどいい狙い通りの柔らかさになりました。
実はGHSのソプラノ弦とダダリオのコンサート弦は実はほぼ同じゲージだったのです。
こちらがGHSとダダリオのブラックナイロン弦のゲージ比較。ダダリオの場合、GHSのG-10の太さに近いのはコンサート用のほうです。1弦が0.001太いだけ。もはや誤差レベル。
GHS G-10(ソプラノ用)
1弦→4弦
.025 .032 .036 .028
D’addario EJ-53C(コンサート用)
1弦→4弦
.026 .032 .036 .028
D’addario EJ-53S(ソプラノ用)
1弦→4弦
.028 .033 .040 .029
全部のコンサートサイズ用の弦がソプラノサイズに合うとは限らない
世の中全部の弦を知っているわけではないのですが、一般的にコンサート用とソプラノ用を比較したとき、コンサート用のゲージのほうが太く、ソプラノ用のほうが細いことが多いです。(今回試したダダリオのほうが例外的にコンサートのほうが細い。)なのでお使いのウクレレのナット溝に合うかどうか確認する必要があるかもしれません。
また、弦のテンションについても好みに合うかどうかは貼ってみないとわからないと思うので、試してみるのは自由ですが、必ずしも良い結果になるかどうかはわからないです…。
今回はGHSとダダリオの弦で検証したので、フロロカーボン弦でどういう結果になるのか、機会があったら試してみたいと思います。
今回張ってみたのはこちらの弦
参考までに、こちらが今回ソプラノウクレレ(LUNA MV-3S)に張ってみた弦です。
※あくまでメーカーはコンサート用としておりますので自己責任で!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました♪