先日、カマカのブラックナイロン弦(S-1)を貼ったフジゲン(FGN)のコンサートサイズのウクレレTUS-TC。
カマカのブラックナイロン弦のコシがある感じも好きだったのですが、気分転換も兼ねて交換です。
今回はマーチンのM600という弦を貼ってみました。材質はクリアフロロカーボンです。
※ソプラノ・コンサート兼用の弦です。
ちなみにTUS-TCには、工場出荷時はWorthのフロロカーボンが張られていたのですが、これがハードゲージで結構張りが強かった記憶があります。今回のマーチン弦はそれよりも確実に柔らかいはず。
では早速交換です。
Martin M600のテンション感
張替え完了で弾いた一発目で「柔らかい!」と思いました。もちろん張りたては弦が伸びますので、数日経ったら張りが少し出てきますが、併せて音も安定してきます。指のあたりが優しくて弾きやすいです。柔らかいからと言ってレスポンスが悪いかというとそうでもなく、そこはさすがフロロカーボン弦ですね。
ちなみにフジゲンのTUS-TCは、もともとネックの寝かせ角度がついているほうなので、比較的どの弦でもテンションが少し強くなる気がするのですが、そのおかげでテンションが緩くなりすぎないのかも。
Martin M600の音色
フロロカーボンらしく気持ち良いサスティーンが伸びる感じですが、カラッとしているようで温かみもある不思議な感じ。フロロカーボンでよくあるキンキンした感じがなくて、指の腹で弱く鳴らしても優しくサスティーンが伸びるので気持ちが良いです。
最後に
個人的にですが、このウクレレとの相性がとてもよく、いままで張った弦の中で一番しっくりくる弦でした。大体どこの楽器店に置いているし、ありふれた印象があったので、交換前は正直「マーチン弦ってどうなのよ?」と思っていたのですが、早速交換用にリピート購入しちゃいました。価格の安さも魅力で、フロロカーボンにしてはリーズナブルなので、楽天でも送料込みでこれくらいの値段で売っています。
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最後に余談ですが、このウクレレの事を書くときに、いままでブランド名を「FUJIGEN」と書いていたのですが、正確には「FGN Acoustic」のようなので、今度からそう書くことにします!でも結局、面倒でフジゲンって書いちゃうかもしれませんがね笑