HDDを整理していたら懐かしい写真が出てきたので思わず投稿。
もう十数年前、地方都市の学生だった私が、入学と同時に購入した相棒「リトルカブ」です。
当時通っていた学校が山の上にあり、さらに複数のキャンパスを移動しなくてはならなかったため、とても徒歩では通えず、通学やバイト先への通勤に乗っていました。
昔から変わらないスタイル
何年も変わらない、誰が見ても分かるカブのスタイル。ヤマハやスズキからも同じような形状のバイクは発売されていますが、元祖というか、完成されたフォルムはやはりホンダのカブです。そしてこの水色とホワイトのツートーンに惚れました。
学生街だったので、同じリトルカブに乗っている人もちらほら見かけましたが、同じカブ乗りとして同志と思えたり、時にはライバルと思えたり。
とにかく燃費が良かった
住んでいた地域が山だったので、平地よりは燃費が悪かったと思いますが、それでもものすごく燃費が良く、給油する回数は他のスクーターの半分以下だったような気がします。これは貧乏学生だった私にとってもありがたいことでした。
ちなみにガソリンが減っているときに坂道を走っていてヒヤヒヤしたことが何度かありました。ケチってギリギリまで給油しなかったからですが笑
カブ独特のギア操作が好き
カブのギアと言えば、特徴的なロータリーギアです。前後に踏む板がついているペダルで、普通のギア付バイクでは左手で握るクラッチが無いため、クラッチ操作ミスでエンストすることはありません。前に踏むとシフトアップ、後ろに踏むとシフトダウンです。あとギアはこんな感じでした。
↓停車時
前ペダル:N→1→2→3→N→繰り返し
後ペダル:N→3→2→1→N→繰り返し
↓走行中
前ペダル:N→1→2→3→これ以上上がらない
後ペダル:3→2→1→N→これ以上下がらない
ちなみに私のリトルカブは3速まででした。フルサイズのカブは4速まであったはず。
思い出のリトルカブの最後
大好きなリトルカブでしたが、学校を卒業して就活浪人しようとしたら就職が急に決まってしまい、急遽引っ越さなくてはならなくなったため知人に売却しました。本当だったらそのまま乗り続けたかった。今でも、このギア操作が染みついているのか、今でもたまにカブに乗ってロータリーギアをガチャガチャ踏む夢を見ます。
いつかまたカブに乗りたいなぁ。次に乗るならハンターカブもいいな。