今回は私の妻愛用のフジゲンのウクレレを紹介。
国産ギターメーカーで有名なフジゲンさんですが、実はウクレレも作っているんです。
FUS-TC(コンサートサイズ)※ほかにもソプラノ、テナーが存在します。
写真の通り、なかなか野性的な杢(もく)目模様をしているでしょ。この辺りは当然個体でだいぶ違ってきます。
それからギター制作のノウハウを活かしているのか、全体的に剛性がありがっちりとした作り。ジャカソロのように元気な曲を弾いてもビクともしない感じで安心感があります。
そのほかにもこんな特長がありますよ。
ヘッドがおしゃれ
なんといってもこの青いバラのヘッドマークが特徴的です!私のようなおっさんにはちょっとキザになってしまいますが、女性や若い男性なら意外と合うんじゃないでしょうか。ヘッドのメイプル材もきれいです。
実はアーティストの平井大さんも、Instagramなどのライブでは、このウクレレのテナーサイズをご使用になっているようです。平井大さんといえばG-String製のウクレレですが、華やかさなど、それに通ずるものがありますね。大さんにはこの青いバラのマークがとても似合ってます。(ご本人もバラのモチーフが好きなようですので、もしかしたらそれで愛用しているのかもしれません。)
サドルがおしゃれ
ローズウッドのサドルにあしらわれた細工が木に埋め込まれていておしゃれ!しかも弦でサドルが隠れないように、軽く結ぶだけで弦が留められるサドル形状になっているようで、弦交換は楽そうです。
また、サドルに高さがあるので、弦の位置は他のウクレレに比べて高い位置にあると思いますが、指板のほうも高さもあるので、弦高が極端に高いわけではありません。弦高低めが好みの方はお店で調整してもらうと良いと思います。
※ちなみにうちは弦高低めのセッティングが好きなので、後で自分でサドルを少し削りました。
ネックが太め
実はフジゲンのウクレレのネックは厚めのかまぼこ形状。それだけでなく、ヘッド側からボディー側にかけて太くなっている特長があります。手が大きい私にとっては丁度良いのですが、以外にも手が小さい私の妻も、ネックが太いおかげで指板を押さえるときに力が入れやすくてすごく弾きやすいそうです。
これは実はウクレレあるあるで、ウクレレを始めたての時はネックが太いと弾きづらいと感じるのですが、慣れると非常に弾きやすいということがあるようです。特にハイポジションを押さえるときに楽なんだとか。
音がすごくいい
少々奇抜なルックスですが、そこはちゃんとハワイアンコアの音がしますのでご安心を。ほかのウクレレと同様に購入当初は硬めであまりならない印象でしたが、1か月も弾いていると結構鳴るようになりました。
ボディの剛性があるおかげなのか、きっちりとした整った音がします。とっても安定している感じの音。ソロでももちろんいけますが、ストロークで弾いたときの気持ちよさがすごいです。
我が家のフジゲンもまだまだ伸びしろがあるので、今後の成長に期待です!
改めてスペックはこんな感じ。
- ボディ材:ハワイアン・コア単板
- ネック:マホガニー、384mmスケール
- ヘッド:突板はフレイム・メイプル
- フレット:18フレット
- フィンガーボード:ローズウッド
- チューニングマシン:GOTOH UK700
- ブリッジ:ローズウッド
- 弦:Worth CD
※セミ・ハードケース付属
まず、ハワイアンコア単板で国産なのに、ありえないくらい安いのでコストパフォーマンスが非常に高いと思います。
同じくらいのスペックでウクレレをお探しの方は、是非検討してみてください!
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