今回は、ジブリ系ウクレレのスコア本のなかで人気がある2つの本を、それぞれの特徴を交えて比較したいと思います。
ウクレレを趣味にしている人は、ジブリ好きが多いのではないかと勝手に思っています笑
かくいう私もこの2冊を持っているわけで。もしかするとこの2冊で迷ってこのブログにたどり着いてくれた人もいるのではないでしょうか。
権利の関係で実際のページをお見せすることはできませんが、購入時のご参考になればと思います。(ページ下のほうに購入リンクも設置しています)
目次
ウクレレジブリ(出版:ドレミ楽譜出版社)
アレンジ担当はウクレレ界のレジェンド、キヨシ小林さん。キヨシ小林さんはウクレレワークショップにも定評があり、この本のアレンジも非常にわかりやすく、曲の長さも短めで比較的弾きやすい印象です。譜面が大きいのでとても見やすいのも特徴です。
あえてマイナスなことを言うと、少しJAZZっぽい?オリジナルアレンジのため、原曲のリズムが染み付いていると少しだけ違和感があるかも?しかし弾いていると、このアレンジがなんとも心地よく感じるのが不思議です。
「ウクレレジブリ」掲載曲
ジブリ作品名でいうと、風の谷のナウシカ~借りぐらしのアリエッティまでの曲が掲載されています。
【掲載曲】※()内はジブリ作品
01.風の谷のナウシカ(風の谷のナウシカ)
02.遠い日々(風の谷のナウシカ)
03.鳥の人(風の谷のナウシカ)
04.シータの決意(天空の城ラピュタ)
05.君をのせて(天空の城ラピュタ)
06.さんぽ(となりのトトロ)
07.まいご(となりのトトロ)
08.風のとおり道(となりのトトロ)
09.ねこバス(となりのトトロ)
10.となりのトトロ(となりのトトロ)
11.晴れた日に・・・(魔女の宅急便)
12.旅立ち(魔女の宅急便)
13.海の見える街(魔女の宅急便)
14.ルージュの伝言(魔女の宅急便)
15.やさしさに包まれたなら(魔女の宅急便)
16.愛は花、君はその種子(おもひでぽろぽろ)
17.マルコとジーナのテーマ(紅の豚)
18.さくらんぼの実る頃(紅の豚)
19.時には昔の話を(紅の豚)
20.カントリーロード(耳をすませば)
21.アシタカせっ記(もののけ姫)
22.アシタカとサン(もののけ姫)
23.もののけ姫(もののけ姫)
24.いのちの名前(千と千尋の神隠し)
25.ふたたび(千と千尋の神隠し)
26.いつも何度でも(千と千尋の神隠し)
27.風になる(猫の恩返し)
28.世界の約束(ハウルの動く城)
29.人生のメリーゴーランド(ハウルの動く城)
30.時の歌(ゲド戦記)
31.テルーの唄(ゲド戦記)
32.フジモトのテーマ(崖の上のポニョ)
33.崖の上のポニョ(崖の上のポニョ)
34.Arrietty’s Song(借りぐらしのアリエッティ)
個人的おすすめ曲
初心者の人は、比較的簡単な「遠い日々」からやるといいかもしれません。曲名でピンとこないとおもいますが劇中でナウシカがオウムの群れに囲まれて回想するシーンで流れるラン、ランララ、ランランラン♪というあれです!
中級以上の人は「ねこバス」がおすすめ。劇中でねこバスがさっそうと走ってくるときに流れる曲ですね。いわゆるジャカソロになりますが、ノリが良くて弾いていて楽しい曲です。
ソロ・ウクレレのしらべ スタジオジブリ作品集(出版:リットーミュージック)
こちらはリットーミュージックの「ソロ•ウクレレのしらべ」シリーズです。このシリーズは個人にどの本もアレンジが良い気がします。極力原曲の印象を壊さないアレンジ。ジブリファンの私も違和感無く弾けました。譜面の大きさは大きすぎず、小さすぎずのちょうどいいくらい。
あえてマイナスなことを言うと、前述のウクレレジブリと比べると中級レベル以上のアレンジが多い印象で、初級者にはちょっと難しいかもしれません。その分やりがいはあるかも。
「ソロ・ウクレレのしらべ スタジオジブリ作品集」掲載曲
ジブリ作品名でいうと、風の谷のナウシカ~風立ちぬまでの曲が掲載されています。
曲数は多いですね。
【掲載曲】※()内はジブリ作品
・風の谷のナウシカ~オープニング(風の谷のナウシカ)
・ナウシカ・レクイエム(風の谷のナウシカ)
・鳥の人~エンディング(風の谷のナウシカ)
・風の谷のナウシカ(風の谷のナウシカ)
・スラッグ渓谷の朝(天空の城ラピュタ)
・シータの決意(天空の城ラピュタ)
・君をのせて(天空の城ラピュタ)
・さんぽ(となりのトトロ)
・おかあさん(となりのトトロ)
・風のとおり道(となりのトトロ)
・まいご(となりのトトロ)
・となりのトトロ(となりのトトロ)
・はにゅうの宿(火垂るの墓)
・晴れた日に…(魔女の宅急便)
・ルージュの伝言(魔女の宅急便)
・海の見える街(魔女の宅急便)
・身代りジジ(魔女の宅急便)
・やさしさに包まれたなら(魔女の宅急便)
・メイン・テーマ(おもひでぽろぽろ)
・おもひでぽろぽろ(おもひでぽろぽろ)
・愛は花、君はその種子(おもひでぽろぽろ)
・さくらんぼの実る頃(紅の豚)
・帰らざる日々(紅の豚)
・時には昔の話を(紅の豚)
・エンゲルス・ツィマー(天使の部屋)(耳をすませば)
・カントリー・ロード(耳をすませば)
・もののけ姫(もののけ姫)
・アシタカとサン(もののけ姫)
・アシタカせっ記(もののけ姫)
・ひとりぼっちはやめた(ホーホケキョ となりの山田くん)
・あの夏へ(千と千尋の神隠し)
・いつも何度でも(千と千尋の神隠し)
・風になる(猫の恩返し)
・世界の約束(ハウルの動く城)
・人生のメリーゴーランド(ハウルの動く城)
・テルーの唄(ゲド戦記)
・崖の上のポニョ(崖の上のポニョ)
・Arrietty’s Song(借りぐらしのアリエッティ)
・さよならの夏~コクリコ坂から~(コクリコ坂から)
・ひこうき雲(風立ちぬ)
個人的おすすめ曲
初級者の方におすすめなのは「スラッグ渓谷の朝」。劇中でパズーが鳩を飛ばしながら朝にトランぺットを吹くシーンがありますが、その時トランぺットで拭いていたのがこの曲です。
中級以上の方には「アシタカせっ記」がおすすめ。言わずと知れた、もののけ姫の主題曲ですが、このアレンジ最高です。
個人的にどちらがおすすめ?
どちらか迷う場合は、収録曲を見て自分が弾きたい曲が入っているほうを選ぶのも良いかと思いますが、収録曲も結構かぶっているし、どちらもお手本CD付、収録作品お近いので迷ってしまいますよね。
ジブリ好きの私としては原曲に近いアレンジの「ソロ・ウクレレのしらべ」をおすすめします。
収録曲の多さもあり、練習のしがいがあるからです。実は私は「ウクレレジブリ」を購入したあとで「ソロ・ウクレレのしらべ」を購入しました。理由は「スラッグ渓谷の朝」という曲を弾きたくなったときにウクレレジブリのほうには入っておらず、ソロ・ウクレレのしらべのほうに入っていたためです。
こんなことを書くと、どちらがおすすめというタイトルを無視することになりますが、実際に両方買った私はどちらにも満足していますので、両方買うのもありですよ!
例えば「さくらんぼの実る頃」のアレンジは、ウクレレジブリのほうが好きだったり、けっきょく両方の曲を練習していますので宝の持ち腐れにはならないと思います♪
▼ソロ・ウクレレのしらべはこちら
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