前回紹介したエピフォンのアコースティックギターAJ-15ですが、実は今はピックアップをつけてエレアコ仕様になっています。 といっても楽器店でやってもらうような大掛かりなエレアコ化ではなく、サウンドホールに取り付けるタイプのピックアップで、いわゆるマグネットタイプのもの。下記は参考写真。
アコースティックギターのピックアップといえば、Fishmanなどのメーカのものが有名ですが、専門的な知識と加工技術がないとなかなか取り付けることができませんが、このARTECのマグネットピックアップはサウンドホールまわりのTOP板に挟み込むような形で取り付けるのでお手軽だし、位置の調整も自分でできます。
ARTEC WSH 12-WN-OSJを取り付けた状態
こんなかんじで、サウンドホールが真ん中に空いているほとんどのアコースティックギターには無加工で取付けOK。しかも使わないときは取り外せるのですごくいい! ただし、コードはギター内部を通すことができないため、うまいことボディの外に逃がす必要があります。私の場合はストラップでギターを構えた時に上に来るように逃がして、ボディー裏板からエンドピン側にジャックを通していますが、ブリッジ側に逃がしてそのままエンドピンのほうにジャックを逃がす人もいます。 コードの処理がちょっと不格好ですが、逆にそれがかっこよく感じる。
私の安価なエピフォンギターにはこれくらいがちょうどいいかなと思って買って物ですが、ハウリングが起こりにくいなど、意外と高性能でよかった。 以前は地元に帰省する際に友人とレンタルスタジオに入るため、ギターを持って帰っていましたが、新幹線では邪魔になるし、高速バスではトランクスペースに楽器を入れさせてもらえない(破損したときに責任取れないからだそうです。)ので苦労していました。 そのため今はピックアップをつけた、このエピフォンのギターを実家に置いておいて使用しています。(そのスタジオも数年前に潰れてしまったので、最近は出番なしですが…) …と、話がそれてしまいましたが、気軽にエレアコ化したい方のご参考までに。